誰も教えてくれなかったこと

石川智晶( 石川知亜紀 ) 誰も教えてくれなかったこと專輯

3.squall

作詞:石川智晶
作曲:石川智晶

どこからか拾ってきた
細長い枝で自分を圍むように線をかいた
誰も入って來ないで
ここは靜寂の樹海
長い雨ひたすら待つ
向こう側 向日葵のの群眾
毒々しいものをどこまで避けて
世界を語るつもりなんだろう?

待ちわびた squall
震えるほど壓倒されたいんだ
通り一遍等の言葉と溫度はもう效かない
あの日の砂場に打ちまけた
白く潔いフラグメンツに深く染み迂む

悲しい自伝を喜ぶ花たち
なんて單純になびく風よ
この世の正しいこと鼻歌に變わってく
平然と笑き誇る 黃色の花の愛想笑い
乾き切った種をぼろぼろ落として
苦い味がする季節の連鎖を

深い霧の中
狂おしいほど完成されたいんだ
太陽が指差したものだけの價值の中で
微笑んでいられるものかと叫ぶ
鳥肌がたつように空が騷ぎだす

雨の前兆は壞れやすくって
兩手で體をそっと抱きしめる
汗ばむ首筋が緊張を誘って
そう誰もが上がって行ける譯じゃない
squall‥‥

震えるほど壓倒されたいんだ
通り一遍等の言葉と溫度はもう效かない
あの日の砂場に打ちまけた
白く潔いフラグメンツに深く染み迂む